日中国交正常化50周年記念事業準備委員会(中国日本商会、北京日本倶楽部、在北京日本政府関係機関の関係者15名で構成)は、2021年9月9日、計4回の会合の検討結果として報告書「日中国交正常化50周年記念事業の中国における展開の在り方について」を取りまとめました。
基本的考え方
〇中国において50周年記念事業を行う意義は、日中間の友好関係の維持・発展の重要性について、中国の人々に対し意識喚起・認識共有を 促すことによる、両国の平和的な繁栄の維持・拡大。
〇気候変動問題への対応、感染症の蔓延等の世界的課題に直面。今後はこれらの課題に対応するため、日中双方が協力し合い新しい価値を創造していくことが重要。よって、基本テーマは<未来へ向けて協創しよう;戮力同心,协创未来!>
〇我々が50周年に祝意を示していることへの認知度の向上等の面的広がりの拡大に重点を置くことが望ましい。
記念ロゴマーク
50周年をお祝いする「記念ロゴマーク」を中国日本商会が作成することにし、これを2022年1年間中国国内の希望する法人または個人に廉価で付与し、ホームページへの掲載や社用名刺、社外向けパンフレット、社外プレゼン資料等への印刷、日本物産フェア等イベント会場での掲示、商品包装への印刷など幅広い使用を呼びかけ、50周年の認知度の向上、日中友好の雰囲気づくりを目指します。
なお、報告書で提案した「50周年記念コア事業」と50周年記念事業在中国実行委員会の設立については、9月15日に開催された中国日本商会の理事会において、日中政府間や日本での動きなどを見ながら実施することになり、現段階では了承されず、しばらく状況を見ることとなりました。
日中国交正常化50周年記念事業準備委員会報告
「日中国交正常化50周年記念事業の中国における展開の在り方について」全文(9月9日)