活動報告

日中国交正常化50周年記念ロゴマークを発表いたしました


  中国日本商会は、11月17日、日中国交正常化50周年を記念するロゴマークを制定し、発表いたしました。

 

917日から中国全土に呼びかけて募集をしていたもので、18省・自治区・直轄市の99名(個人94名、法人5社)から、162点の作品が集まり、審査委員会での審査の結果、北京市のデザイン会社の肖忠橋さんの作品が選ばれました。

 17日に行った発表会では、多くの当会役員、報道陣の前で作品が発表され、優秀作に選ばれた作品の作者肖忠橋さんに御子神会長から賞金5000元が授与されました。

 肖忠橋さんは「両国のシンボルである長城と富士山を同じ高さで表し、裾野を交差させることで両国が手を携えることを示しています」とデザインの意図を語りました。

 (肖忠橋さん(左)と御子神大介会長)

 日本大使館の貴島善子公使・広報文化部長は、「日中両国の友好の歴史は、両国民による多くのストーリーで出来ている。今日のストーリーもその一つに加わる」と挨拶、御子神大介会長は「このマークを使って来年の国交50周年を盛り上げていきたい」と呼びかけました。

審査と表彰式の動画はこちら


      

(ロゴマーク使用の際は登録サイトから利用登録をお願いいたします)

制作者

北京天樹視覚設計有限公司 肖忠橋 創意総監・合伙人

 

【ロゴの説明】

50」と「1972-2022」の数字の結合が基本テーマを表します。開放的な形は未来に向かうという意味を表しています。

両国のシンボルである万里の長城と富士山が寄り添い相互に調和したデザインは、日中両国が一衣帯水の隣国であり、またお互いに切っても切れない関係にあることを示しています。

バランスをとった構図で文字を対照的に配置し、日中関係が平等で良好であり続けることを示しています。

 

50”“1972-2022”合体现标识主旨。形式开放,寓意面向未来;

城与富士山穿插相融,一衣水、你中有我和我中有你;

造型均衡,文字,达平等、关系正常化。


【記念ロゴマークとは】
 日中国交正常化50周年に対する祝意を表するためのものであり、多くの日系企業等が使用することにより、日中友好の重要性に係る意識喚起・認識共有を促すことを期待しています。

  記念ロゴマークの著作権、所有権等は中国日本商会が保有しますが、中国国内に在住する法人または個人の皆様は、専用のサイトから登録し使用権を取得することで、20221月から12月まで基本的に自由に使用可能になります。

 

   ロゴマークのご利用については、下記リンクあるいはQRから利用申請サイト(JTBに委託しています)に入っていただき、

お申し込みをお願いいたします。使用料は1社・個人100元です。

  【ロゴマーク利用申請サイト】

 https://www.tohgashi.cn/dist/jtb_order_nc50/#/5f93f983524def3dca464469d2cf9f3e

 

  企業ウェブサイト、社用名刺、社外向けパンフレット、社外プレゼン資料等への掲載、日本物産フェア等のイベント会場での掲示、商品包装への印刷等の使用を想定しています。

 使用料は一法人又は一個人当たり100元。第三者による悪用防止のため、すでに商標出願を行っております。

 

【デザイン公募】

公募期間  2021917日~1029

募集対象  中国国内に所在する法人又は個人

         一法人・個人当たり3点まで応募可能

賞金     5,000元     

応募者数  99個人・法人(個人94、法人5

         18の省・直轄市・自治区(北京市50

応募作品数  162

 

【審査委員会】

審査委員

 企画委員会のメンバーであって、日中国交正常化50周年記念事業準備委員会のメンバーでない会員からの推薦者計14人。性別、年代、国籍等で多様性を確保。

開催日時

 2021118日 14時~17

開催場所

 日中経済協会会議室、北京日本倶楽部図書室

 

【審査方法】

 応募者の所属や名前を匿名化

 応募作品及びデザインコンセプトに関する自己解説を見て(読んで)審査

 審査項目は以下の5項目

  ①基本テーマとの整合性 ・・・ 5点満点

   基本テーマ:未来へ向けて協創しよう;戮力同心,协创未来

  ②分かりやすさ       ・・・ 5点満点

  ③親しみやすさ       ・・・ 5点満点

  ④新規性          ・・・ 5点満点

  ⑤継続使用可能性      ・・・ 3点満点

      総合得点      ・・・ 23点満点

 

各審査委員の点数を足し合わせ、合計得点が高かった上位5作品をまず選定。<予選>

上記5作品及び審査委員が特に本選に残したいと推薦する5作品について、事前に討議した上で、再度採点。<本選>

合計得点が最も高かった作品を最優秀として選定。